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安全祈願に行ってまいりました
2020-01-17
ご安全に!

今回ブログを担当することになりました、入社3カ月の岩崎です。
先日社員一同で安全祈願に行ってまいりました。会社から車で10分の今山大社でお参りです。
出席可能な社員全員で安全祈願を行い、今一度安全について考えさせられました。


私の会社は非破壊検査業務を行っております。
一般的な検査に浸透探傷検査(通称PT)という検査があります。
簡単に説明すると主にモノの小さなきずを探すための検査で、赤色の液体(浸透液という)を検査対象に塗り時間を置き洗浄液で拭き取り、浸透液を拭き取った箇所に白色の粉末(現像剤という)をスプレーすると目では見えなかった微細なきずから浸透液がにじみ出てくるという内容の仕事です。


一見すると危険な仕事ではないように感じますが私たちの働く全国各地のプラントには危険が少なからず潜んでいます。


私はまだまだ現場も数こなしていませんが、すでに危険につながるもの(ヒヤリハット)を意識させられるタイミングがありました。

以前、お客様から浸透探傷検査の依頼があり作業場所に向かったところ、検査作業をする隣で工場の方が溶接作業をされていました。私は危険予知として「溶接の光で目を傷める」とだけ頭に入れ注意して作業を始めたところ、先輩に危ないと注意を受けました。

実は浸透探傷検査で用いる液体の一部に引火性のあるものがあり、そのまま作業をしていたらボヤ騒ぎになる可能性があるということで、意識していなかった危険があることにヒヤッとさせられました。


会社の先輩方から聞くと実際に怪我をされる方は業界経験1年未満の方が多いそうです。


まさに自分のような新人が身の周りの危険を知らず、ものを蹴飛ばしたり不用意に触ったり考え事をしていたりで事故を起こすそうです。

先程のケースでも私の知らぬところに危険が潜んでおりました。そのヒヤリハット対策として、防炎シート等で火花を防いだり洗浄液は密閉型の容器に入れて使用するなどなど自分では気が付かなかった安全対策をたくさん聞きました。

今後も私の知識不足によるヒヤリハットがあるかもしれませんが、(時には祈願の力にも頼りつつ)潜んだ危険を見つけ、教わった安全対策を実行していこうと決意をする安全祈願となりました。
今山大社さん 今年もよろしくお願いします
そしてもう一つ、この業界に入社して素晴らしい言葉に出会いました。
ご安全に」。ブログの初めにも書きました。ただのあいさつです。
工場では至る所から聞こえてきます。


朝のあいさつ、ご安全に!

朝礼後にも、ご安全に!
別れのあいさつ、ご安全に!

「お早う御座います」「今日は」「今晩は」これらの挨拶にはない、相手を気遣い自分にも言い聞かせる言葉です。挨拶のたび、安全を意識させられます。


これから仕事を学んでゆくと同時にまわりの安全対策はどうしているのかたくさん覚えてけがなく今年を乗り切りたいです。


ちなみにお参りの際に知りました。

どうやら私は今年本厄だそうです。。。

ご安全に!
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